F1のグランプリが開催される中国の歩き方をご紹介します

中国で行われるF1グランプリはどの国で行われるグランプリより海外観戦がお手軽に楽しめます。レースは渦巻型コースなど世界でも珍しい箇所があり、他では見る事ができないマシンの動きを見る事ができます。大都市からのアクセスも良いので、F1だけでなく観光もしやすく様々な中国を楽しむ事ができます。宿泊施設も大都市なので多くの選択肢があります。上海メトロ11号線の駅がサーキット目前にあるので、市内中心部のホテルに泊まったとしてもアクセスは良好で、市内観光も楽しみながら日中はレース観戦も可能です。夜は市内中心部でショッピングをしたり食事をしたりと楽しめます。注意点があるとすれば、朝の通勤ラッシュの時間は電車が混雑する可能性があり、空港からサーキットへ向かう時に利用する2号線は満員電車になる事が多い路線です。

サーキットのイベント会場を楽しむ事ができます

中国のサーキットではF1のファンゾーンがグランドスタンド裏に設置されています。スタンド席以外の他場所でもグランプリを楽しむ事ができます。各ブースによって催されている内容は違いますが、ドライバーズカードや応援フラッグを配布している所もあり、熱烈なファンが集まるので奪い合いになるかの様にプレセントを受け取ったりします。他のブースでは市販車を展示する為に広くスペースを取って市販車アピールをしている所もあります。また、特別仕様のカラーリングを施した車が置かれたブースもあり、多くの人が気になるのか、足を止めるようです。タイヤ交換の体験コーナーはお馴染みで、ビジョンがテント内に設置されており、ランキング表示がされる為、多くの人たちが上位を目指して挑戦しています。少し頭の大きなドライバーのフェイスマスクをしたマスコットもいるので、ドライバーのファンは記念撮影をする程の大人気です。

今季初のF1ファンイベントが市内中心部で開催されました。

中国上海市内中心部の静安ケリーセンターでは、グランプリイベントを後援しているF1グローバルパートナーによる今季初のF1ファンイベントが開催されました。上海F1フェスティバルを堪能する事ができますが、サーキットから静安ケリーセンター間は地下鉄で40分ほどかかる為、金曜に開催のオープニングセレモニーは16時30分開始で、フリー走行の2回目終了後から、わずか1時間しかなく、両方のイベントを楽しむには難しいスケジュールだったようです。その為、サーキットから急いで移動したとしてもセレモニーを見る事ができなかったファンも多かったようです。このイベントではレーシングシュミレーター体験のコーナーが多くあり、とても人気です。中にはVRシミュレーターのあるブースもあります。小さめなスペースではあるものの、近未来的な世界観で注目を集め、通る人々の足をとめていました。